プログラムPROGRAM
大会長講演
「運動生理学研究から見る先鋭と融合の必要性」
座長:八田 有洋(東海大学)
演者:増田 和実(金沢大学 人間社会研究域 運動生理学・生化学研究室)
特別講演
「次元を超えて旅するために — ミトコンドリア生物学を原点にしたシステムの理解 —」
座長:増田 和実(金沢大学)
演者:山田 達也 (University of Nebraska-Lincoln)
大会特別企画
「Fight or Flight? 多様な経験談から紐解く若手研究者・大学院生のキャリアパス」
座長:水野 正樹( University of Texas Southwestern Medical Center)
石澤 里枝(鹿屋体育大学)
アカデミア研究人生の光と影
石澤 里枝(鹿屋体育大学 スポーツ生命科学系)
Disenchantment — 憧れるのをやめましょう —
山田 達也(University of Nebraska-Lincoln, Department of Biochemistry)
世界トップを目指すアスリートを支える研究員になるために
安藤 良介(国立スポーツ科学センター)
企業研究者のキャリアパス:モノづくりから見える可能性
服部 聡士(大塚製薬株式会社 佐賀栄養製品研究所)
教育講演
「女性Wellness研究の最前線」
座長:須永 美歌子(日本体育大学)
骨格筋における運動応答:性差およびホルモン周期による変動
田渕 絢香(電気通信大学 情報理工学研究科 基盤理工学専攻)
女性アスリートの健康問題
能瀬 さやか(国立スポーツ科学センター スポーツ医学研究部)
月経周期と運動時生理反応の関連性:性ホルモンの影響と女性のWellness向上への応用
須永 美歌子(日本体育大学 児童スポーツ教育学部)
トランスジェンダー男性の疾病の罹患リスク低下に向けた運動療法の検討
山田 満月(東海学園大学 スポーツ健康科学部)
シンポジウム1
パラアスリートにみる特異的身体能力
座長:河島 則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
水口 暢章(順天堂大学)
S-1-1 義足を使用したスポーツ実施によって生じる神経可塑性
水口 暢章 順天堂大学
S-1-2 生得的四肢欠損と競技トレーニングによる神経可塑性の最大化
中川 剣人 上武大学
S-1-3 車椅子陸上競技用レーサーの駆動原理の解明
彦坂 幹斗 国立障害者リハビリテーションセンター研究所
S-1-4 各種パラスポーツの競技特性・動作原理理解に基づく科学的支援
河島 則天 国立障害者リハビリテーションセンター研究所
シンポジウム2
運動生理学を理解する為の研究手法“ cutting edge”と“fusion”
座長:谷田 守(金沢医科大学)
S-2-1 細胞レベルの解析から明らかになる筋肉の熱応答
鈴木 団 大阪大学 蛋白質研究所
S-2-2 生体超分子の構造解析
加藤 公児 岡山大学 異分野基礎科学研究所
S-2-3 高速・高精細脳イメージング技術の開発と応用
橋本 均 大阪大学大学院 薬学研究科 神経薬理学分野
S-2-4 腸脳相関を介した生体恒常性維持機構の解明
寺谷 俊昭 慶應義塾大学 医学部 消化器内科
シンポジウム3
身体活動が健康増進を導く生理学的エビデンスの検証
座長:安藤 創一(電気通信大学)
畑本 陽一(国立健康・栄養研究所)
S-3-1 身体活動は認知機能と情動に何をもたらすのか?:動物モデルを用いた検証から
須藤 みず紀 明治安田厚生事業団 体力医学研究所
S-3-2 身体活動と炎症、末梢血DNAメチル化
西田 裕一郎 佐賀大学 医学部
S-3-3 地域在住高齢者の身体活動量と介護予防(亀岡スタディ)
渡邊 裕也 びわこ成蹊スポーツ大学 スポーツ学部
S-3-4 身体活動と体重調節(エネルギー代謝の観点から)
畑本 陽一 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所 栄養・代謝研究部
シンポジウム4
分野融合によるハイパフォーマンスアスリート支援の新たなアプローチ
座長:伊坂 忠夫(立命館大学)
久木留 毅(日本スポーツ振興センター)
S-4-1 ハイパフォーマンスアスリートの感染予防のためのトータルコンディショニング
清水 和弘 日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター
S-4-2 アスリートのコンディショニングバイオマーカーの探索
家光 素行 立命館大学 スポーツ健康科学部
S-4-3 スポーツコンディショニングのための生体リズム推定
岡田 志麻 立命館大学 理工学部 ロボティクス学科
S-4-4 ハイパフォーマンスアスリートのピリオダイゼーションを考慮したトータルコンディショニング
中村 真理子 日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター
シンポジウム5
アンジオクラインファクターによる生体制御と運動科学への応用
座長:藤巻 慎(熊本大学)
木戸屋 浩康(福井大学)
S-5-1 アンジオクラインファクターによる生体恒常性維持とその破綻による疾患進展
木戸屋 浩康 福井大学 学術研究院 医学系部門 血管統御学分野
S-5-2 生体の形成・恒常性維持における血管内皮細胞の新たな役割
福原 茂朋 日本医科大学 先端医学研究所 病態解析学部門
S-5-3 運動による抗動脈硬化作用に寄与する血管調節因子
藤江 隼平 立命館大学 スポーツ健康科学部
S-5-4 血管由来因子による筋可塑性制御
藤巻 慎 熊本大学 発生医学研究所 筋発生再生分野
シンポジウム6
様々な環境ストレスに対する生体応答を探る
座長:高倉 久志(同志社大学)
久米 大祐(大阪工業大学)
S-6-1 低酸素環境と持久的運動トレーニングが骨格筋有酸素性代謝能力に及ぼす影響
高倉 久志 同志社大学 スポーツ健康科学部
S-6-2 軽度な高気圧酸素環境による廃用性骨格筋萎縮の予防・改善効果
竹村 藍 立命館大学 スポーツ健康科学部
S-6-3 損傷骨格筋に対するアイシングの活用法
川島 将人 川崎医療福祉大学 医療技術学部 健康体育学科
S-6-4 精神ストレスが動脈スティフネスにもたらす悪影響と 運動を用いた対抗策の提案
久米 大祐 大阪工業大学 情報科学部
シンポジウム7
子育て世代の生命科学研究:ワークライフバランスの工夫とは
座長:齊藤 陽子(富山県立大学)
S-7-1 幼児期子育てと研究活動の両立
岩本 えりか 札幌医科大学 保健医療学部
S-7-2 研究、教育、結婚~出産・育児(~学童期を迎えた今)
膳法 亜沙子 流通経済大学 スポーツ健康科学部
S-7-3 思春期子育てと研究活動の両立
田中 憲子(石黒 憲子) 名古屋大学 総合保健体育科学センター
S-7-4 金沢大学のワークライフバランス支援
柿川 真紀子 金沢大学 理工研究域 生命理工学系/金沢大学 ダイバーシティ推進機構 ワークライフバランス部門
加藤 萌 金沢大学 ダイバーシティ推進機構
シンポジウム8
未来を拓く運動生理学:分子レベルでの探求と社会への応用
座長:古市 泰郎(東京都立大学)
松井 崇(筑波大学)
S-8-1 運動時の全身エネルギー代謝と疲労を司るSelfish Brain機構:脳内乳酸の役割
松井 崇 筑波大学 体育系
S-8-2 健康寿命延伸のための時間栄養学・時間健康科学
田原 優 広島大学大学院 医系科学研究科 公衆衛生学
S-8-3 マッスルメモリーの獲得形成メカニズムの解明
小野 悠介 熊本大学 発生医学研究所 筋発生再生分野/東京都健康長寿医療センター研究所 筋老化制御研究室
S-8-4 再生医療による筋萎縮治療方法の開発
古市 泰郎 東京都立大学大学院 人間健康科学研究科
シンポジウム9
運動に伴う腹部内臓の血流変化と栄養摂取への影響
座長:林 直亨(早稲田大学)
S-9-1 運動強度および時間が腎血行動態に及ぼす影響
川上 翔太郎 富山県立大学 工学部 教養教育センター
S-9-2 軽強度動的運動時の腹部内臓血流変化
塩澤 華奈 名古屋大学大学院 医学系研究科/日本学術振興会 特別研究員
S-9-3 運動後の栄養摂取のタイミング — 消化吸収機能の視点から考察 —
鍛島 秀明 県立広島大学 地域創生学部 地域創生学学科 健康科学コース
シンポジウム10
運動生理学研究の意義・価値とその着地点 ―研究成果の社会実装を考える―
座長:菅原 順(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
渡邊 航平(中京大学)
S-10-1 健康寿命の延伸を実現する支援技術開発 ―動脈スティフネス評価のポテンシャル―
菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所
S-10-2 運動生理学の知見を疾患者の検査に応用する試み~脳血管の動脈硬化の非侵襲的評価~
岩本 えりか 札幌医科大学 保健医療学部
S-10-3 ハイパフォーマンススポーツにおける研究成果の実装と国民の生活への応用
清水 和弘 日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター
S-10-4 民間企業との共同研究を通した研究成果の社会実装
渡邊 航平 中京大学 スポーツ科学部
シンポジウム11
酷暑環境に立ち向かうための身体冷却を用いたリカバリー戦略
座長:長谷川 博(広島大学大学院)
S-11-1 運動パフォーマンスに対する身体冷却の効果とメカニズム
柳岡 拓磨 広島大学大学院 人間社会科学研究科
S-11-2 アスリートにおける競技現場での身体冷却を用いたリカバリー戦略
中村 真理子 日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター
S-11-3 熱中症予防と運動パフォーマンス向上のための身体冷却を用いた リカバリー戦略
長谷川 博 広島大学大学院 人間社会科学研究科
シンポジウム12
スポーツパフォーマンスの鍵を握る脳状態のゆらぎとその要因
座長:七五三木 聡(大阪大学)
小見山 高明(大阪大学)
S-12-1 球技スポーツに寄与する視覚情報処理能力のゆらぎとパフォーマンスのゆらぎの関係性
髙見 采加 大阪大学 全学教育推進機構
S-12-2 運動時の視知覚修飾の神経科学的アプローチ
小見山 高明 大阪大学 全学教育推進機構
S-12-3 生理的・精神的状態や行動文脈に依存した視覚情報処理修飾の 脳内メカニズム
七五三木 聡 大阪大学 全学教育推進機構/大学院生命機能研究科
シンポジウム13
運動時循環研究の最前線
座長:水野 正樹(University of Texas Southwestern Medical Center)
S-13-1 運動生理学領域における心機能研究の最前線
柴田 茂貴 杏林大学
S-13-2 骨格筋の微小循環障害と理学療法
堀田 一樹 北里大学
S-13-3 自律神経を介した運動時循環調節の最前線
水野 正樹 University of Texas Southwestern Medical Center
S-13-4 MRIで見る脳循環〜認知症予防研究〜
樽味 孝 産業技術総合研究所
シンポジウム14
運動時の体温調節機構
座長:征矢 英昭(筑波大学)
岡本 正洋(筑波大学)
S-14-1 運動時の発汗に(ノル)アドレナリン性機構は関与するのか?
天野 達郎 新潟大学 人文社会科学系
S-14-2 体温上昇による運動及び認知機能低下と暑熱対策
長谷川 博 広島大学大学院 人間社会科学研究科
S-14-3 Qニューロンの同定とその機能解析
櫻井 武 筑波大学 医学医療系/国際統合睡眠医科学研究機構
S-14-4 運動時の高体温防止に働く新たな神経メカニズム:体温調節中枢・視床下部に局在するQニューロンに着目して
姜 悠杏 筑波大学大学院 体育科学学位プログラム
シンポジウム15
エピジェネティクスが制御する骨格筋の運動適応とその限界
座長:河野 史倫(松本大学大学院)
芝口 翼(金沢大学)
S-15-1 運動によるヒストンターンオーバー活性化の意義と仕組み
河野 史倫 松本大学大学院 健康科学研究科
S-15-2 過去の運動経験がもたらす骨格筋の運動応答性変化
芝口 翼 金沢大学 国際基幹教育院 GS教育系
S-15-3 運動誘発性ヒストン修飾が担う骨格筋の運動適応制御システム
清水 純也 松本大学大学院 健康科学研究科
S-15-4 身体不活動がもたらすエピジェネティック修飾とその後の骨格筋適応
吉原 利典 順天堂大学
ランチョンセミナー1
骨格筋の研究に資する次世代バイオセンサーの開発とエレクトロポレーションの活用
座長:安藤 雪香(ロンザ株式会社)
演者:新井 敏 金沢大学 ナノ生命科学研究所
協賛:ロンザ株式会社
ランチョンセミナー2
骨格筋への電気刺激を用いた研究の新展開
座長:中里 浩一(日本体育大学)
演者:安藤 創一 電気通信大学大学院 情報理工学研究科
協賛:株式会社ホーマーイオン研究所
ランチョンセミナー3
必要なのは速筋だった!スケソウダラ速筋由来タンパクの筋肉への有用性
座長:渡邊 航平(中京大学)
演者:内田 健志 株式会社ニッスイ 食品機能科学研究所
協賛:株式会社ニッスイ
ランチョンセミナー4
チャレンジを通じた未来人材の涵養への支援 ―YMFSの活動紹介と募集告知―
座長:河邊 幸司(公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団)
演者:河邊 幸司 公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団
協賛:公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団