ピラティスは、女性に人気が高いエクササイズという印象を持つ人は多いでしょう。
しかし、男性にとっても大きな効果ができるため、運動不足に悩んでいる男性に特におすすめです。
一方で、ピラティスをやる男性はまだまだ少ないといえます。
本記事では、ピラティスをやる男性が少ない理由や効果について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ピラティスをやる男性が少ない理由
ピラティスは男性からも注目されているとはいえ、あまり多くはいません。
なぜ、ピラティスをやる男性が少ないのか、以下が理由としてあげられます。
- レッスンスタジオに行きにくい
- 運動=ジムだと考える人が多い
ピラティスのレッスンスタジオは、女性向けが多く、とてもおしゃれな雰囲気です。
そのため、男性にとっては「なんだか入りにくい」と感じてしまい、ピラティスをやりにくいと考えてしまうでしょう。
さらに、男性の場合は運動=ジムでの激しい運動をイメージする傾向があり、ピラティスを選択肢として考える人は少ないです。
ピラティスで男性が得られる効果
まずは、ピラティスで得られる効果をしっかりと理解しましょう。
多くの効果が得られますが、男性ならではの効果を紹介するので、参考にしてみてください。
筋肉の柔軟性がアップする
ピラティスを行っていると、筋肉の柔軟性がアップします。
体の曲げ伸ばしを頻繁に行うエクササイズなので、筋肉を少しずつ柔らかくしていくことによって、肩こりや腰痛を改善できる可能性も高いです。
男女ともに、多くの現代人は長時間のデスクワークやパソコン・スマホのしようなどで、筋肉が固まってしまいます。
特に男性は、筋肉が固まりやすいので、体調不良の引き金になりやすいです。
そのため、ピラティスのような柔軟性を高めるエクササイズをすることで効果を実感しやすいでしょう。
体が動かしやすくなる
男女ともに、ピラティスを継続的に行うとインナーマッスルがしっかりと強化されて体の柔軟性が向上します。
女性と比較すると、男性は筋肉量が多い傾向にあり、柔軟性も低いです。
そのため、エクササイズを含めた運動をしようとも、筋肉が硬い・関節の可動域が小さいなど、体を十分に動かせられない人が多くいます。
ピラティスは、激しい運動ではない分、体をじっくりと動かしたり、さまざまなポーズをとったりすることで
ストレス耐性がつく
ピラティスは、基本的に胸式呼吸で行われます。
一般的に、腹式呼吸は交感神経に働きかける効果が期待されているので、自律神経を整えることにも役立つでしょう。
体の動きや精神に集中をしながら、呼吸のコントロールを1つにする運動がピラティスなので、マインドフルな時間を過ごせます。
じんわりと汗をかくため、心も体もリフレッシュでき、ストレスが軽減できるでしょう。
男性がピラティスをするスタジオを選ぶポイント
男性がピラティスをする際、どのように選べばいいんだろう?と気になります。
数多くのレッスンスタジオがある中で、どこに行こうと迷った際に選ぶポイントを紹介するので、参考にしてみてください。
男性専用のピラティススタジオを利用する
ピラティス初心者の男性であれば、男性専用のピラティススタジオを選びましょう。
多くのピラティススタジオは、男女兼用です。
女性も男性も、ピラティスを楽しむことができますが、男性の中には異性がいることに対して抵抗感がある人もいるでしょう。
ピラティスをする男性がまだまだ少ない中で、女性に混ざってレッスンを受けるのは恥ずかしいと感じるものです。
数多くあるピラティススタジオの中でも、男性専用のスタジオがあり、男性ならではの悩みに的確にアプローチできるよう指導してくれます。
男性専用のピラティススタジオであれば、グループレッスンでも恥ずかしさはありません。
さらに、男性の身体的構造やライフスタイルに合わせたトレーニングを一緒に考えてくれるので、男性向きのトレーニングが可能です。
口コミ評判をチェック
多くのスタジオは、公式のホームページを公開しています。
本来であれば、体験レッスンをするとわかりやすいのですが、仕事が忙しくてなかなか行けないという方も多いでしょう。
そのため、公式ホームページに「利用者の声」などがあるため、よくチェックしてみてください。
ただ、公式ホームページの場合は良い口コミしか載せていないケースもあるので、口コミ評判に特化したサイトで確認するとよりリアルな利用者の声が確認できます。
自分が得たいと考えている効果を実際に感じられているのか、レッスンスタジオの雰囲気や指導の仕方など、イメージがしやすくなるでしょう。
また、料金に対する口コミなどもあるため、どのプランを選ぶと良いのかなどの参考にもなります。
レッスン形式を確認
ピラティスは、プライベートレッスンとグループレッスンの2タイプがあります。
プライベートレッスンは、インストラクターとマンツーマンで指導が受けられるため、周りの目を気にすることなくピラティスが行えるでしょう。
また、自分のペースでエクササイズできるので、運動が苦手、体型がコンプレックスという人でも不安なく利用が可能です。
一方で、プライベートレッスンはマンツーマンだからこそ、レッスン料が高い傾向があり、インストラクターとの相性に左右される点がデメリットといえます。
グループレッスンは、複数人で同時に同じレッスンを受けるため、同じピラティスをする仲間ができる点が特徴です。
また、料金比較的リーズナブルに設定されているので、初心者でも利用しやすいでしょう。
一方で、複数人で行うため、細かな指導を受けることは難しく、選択したレッスンのレベルが自分に合わない場合もある点がデメリットといえます。
男性がピラティスをする際の服装選びのポイント
ピラティスをする際、どのような服を選ぼう?と悩みます。
女性の場合、体のラインにフィットした服装が多いですが、男性の場合はどうしたらいいのかと悩むでしょう。
以下では、男性におすすめしたい服選びのポイントを紹介します。
トップスは吸水性&速乾性を意識する
トップスを選ぶ際、吸水性や速乾性のあるTシャツ・タンクトップを選びましょう。
ピラティスの動きは優雅さがありますが、しっかりとレッスンしていくうちにじんわりと汗をかいていきます。
吸水性や速乾性のないトップスを着用していると、体が汗で濡れたままになり、不快感があるでしょう。
不快感を抱いたままだと、レッスンに集中できなくなるので、吸水性と速乾性は重視してください。
Tシャツやタンクトップだと、ピラティスで行われるさまざまな動きに対応しやすく、邪魔になりません。
また、ファスナーやフードなどは邪魔になるのでついていないものを選びましょう。
ボトムスはハーフパンツがおすすめ
ピラティスは、緩やかでも大きく体を動かす方法です。
そのため、動きやすいハーフパンツの利用がおすすめといえるでしょう。
着用するハーフパンツも、オーバーサイズやゆったりしたサイズ感のものではなく、体にフィットするものを選んでください。
また、ピラティスはじんわりと汗をかくものなので、ハーフパンツだけだと体が冷えてしまう可能性もあります。
そのため、極力ハーフパンツの下にスパッツを着用すると体の冷えを抑えることができます。
スパッツを選ぶ際も、トップスのように吸水性や速乾性のあるものを選びましょう。
男性もピラティスで得られる効果は多数ある!
男性の間でも、ピラティスは注目されていますが、ピラティス=女性というイメージからやる人はまだ少ないです。
一方で、男性もピラティスの効果は大きいため利用してみたいと思う方も増えているでしょう。
利用するピラティススタジオを選ぶ際は、口コミをしっかり確認して雰囲気をイメージできるスタジオを選んでください。
中には男性専用のスタジオもあるので、自分の希望や理想に合わせて選びましょう。